「おひとりさま」という言葉が流行してから久しくなります。この言葉がスポットを浴びるようになったおかげで、一人でレストランに入ることやホテルに泊まることにもハードルを感じにくくなりました。ふだんから「ひとり」を好む人には理想的かもしれませんね。しかし、自由な生活に慣れてしまった結果、結婚の機会を逃すことにもなりかねません。もちろん、同性が多い職場に勤める人や不規則勤務の人のなかには、異性と出会う機会がない場合もあるでしょう。しかし、出会いの場がない理由に自分の消極的な性格があるのなら、まわりがお膳立てしたほうがよいかもしれませんね。このような考え方は、男性にも女性にも言える話です。むしろ、控えめな男性にはお膳立てが必要だと考えましょう。
一昔前は「お見合い結婚」が主流でした。本人が結婚する意志がなくても、まわりが放っておかないのです。そのため、ある程度の年齢になるとお見合い話が集中することも珍しくありませんでした。しかし、まわりの人がお膳立てをしてレールを敷いてくれるおかげで、恋愛とは無縁の人も結婚することができたのです。また、一緒に年齢を重ねていくことで理想の夫婦像を築くこともできています。いまの時代、お見合い結婚は現実的ではないかもしれません。しかし、第三者が結婚相手を紹介することで、二人の相性を客観的に分析することにも役立ちます。結婚を希望しながら結婚相手探しに動き出せない男性は、信頼できる友人や知人に女性を紹介してもらいましょう。もちろん、結婚相談所での婚活という方法もあります。